アメリカ・ラスベガス。 ショービジネスの聖地で世界最高峰のエンターテインメントが結集する街。 日本では勿論の事、ラスベガスで沢山のシルク・ドゥ・ソレイユを観劇。 勉強の為、ラスベガスでしか見られないシルク作品を見に行ったのは2007年。映像の企画監督から、私が初めて舞台企画演出をした年。 ここで見た作品たちは今も尚、色褪せることなく私自身に焼き付いている。
私の中の全ての概念、感覚、価値観が変わり、不可能なことはないエンターテイメントの可能性を感じた。 開幕の幕(緞帳)は下から上に上がるのが普通だろう。 そこからこんな開幕があるのかと、目どころか、魂が飛び出しひっくり返ったのを、全身の鳥肌が止まらなかったのを今でも覚えている。 舞台は普通に目の前に平行にあり、板の上に役者が立つ。 いや、それもそれも違った。 私の演出人生に沢山の奇想天外を生み出してくれたのは間違いなくここからだと思う。 今日、このきっかけで改めて大切なことを思い出させて頂いた気がする。 どんな時も与える影響は世界のトップだ・・・ 今までの人生で私に大きな影響を与えて下さったのは、このラスベガスで観たシルク・ドゥ・ソレイユと、オーストラリアで行った世界の中心と言われるエアーズロックの頂上。 どちらも見られなくなってしまった。 だがきっとこれからも私の中で刻まれているものは消えることはないだろう。 いや、また必ず、いつか見られますように・・・ こう言ったことには基本反応したくはないが私に大きな影響を与えて下さったシルク。 願いも込めてここに記す。
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AuthorAYUMI MURAYAMA ※Twitter、Facebook、Instagram等のSNSはやっておりません。当サイト以外は本人では御座いません。
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April 2023
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